令和2年11月28日、新冠で出張があり早めに仕事が終わったのですぐ近くの漁港で釣りをすることにしました。車がやっと直って久しぶりの釣りです。
初めは節婦漁港に行きましたが、サビキ釣りをしている人が多く、入ろうとしていた真ん中の長い堤防も立ち入り禁止っぽく誰も入ってなかったので今回は見送って場所移動しました。ちなみにサビキはぽつぽつと10cm程度の魚が釣れていました。(遠くから見たので魚種は不明)
車を走らせて十数分、次の厚賀漁港にやってきました。ここにも数人釣り人がいましたが、さっきよりは少ないので距離を置いて釣りを開始することにしました。テトラから外海に向けてキャストします。仕掛けは暇なときに遊びで自作してみた、おもりにカレイ用の針が1本だけついたシンプルなものを使用し、餌も自作したバナメイエビを塩で締めて海老粉をまぶしたものを使用しました。キャストして50mくらいのところから10秒ほど待ってあたりが無かったら少し手前に寄せて待つ、というのを繰り返してランガンします。
30分ほどあたりもなく繰り返していると手前5~10mくらいのところで仕掛けを回収しようとしたときに微かな小さいあたりのような感覚というか違和感のようなものがあったのでとりあえずフッキングしてすぐに巻き上げます。
瞬間、根がかりかと思いましたが強めに巻くと重く巻けるので大物の予感。が魚もテトラに向かって強く走り潜りこもうと最後の抵抗。なんとか引きはがし水面まで上げることに成功。
ロッドはほぼ限界までしなって折れそうです。タモは持ってきていないので引き抜くしかなかったのでタイミングを見計らってスッと引き上げます。
正体は44cmのカジカでした。小さいころに30cmのカジカを釣ったことがありましたが、それ以降それ以上のカジカが釣れたことがなかったので、自作の仕掛けと餌で狙い通りの魚が釣れたので嬉しかったです。
その後は手前狙いで、あたりのような感覚があったので同じ感じで合わせましたが、根に潜られたようで仕掛けをロストして終了となりました。
44cm、2.3kgありました。
カジカは少し刺身でも食べてみたかったので袋に海水をいれて生きたまま持ち帰りました。(死ぬと内臓から寄生虫が身に移るため)
刺身はくせもなくとても美味しかったです。そのほかの残りはすべて鍋にして食べました。こちらはほぼ捨てるところもなく美味しく頂きました。
今回は短時間の釣行でしたが、狙い通りに自作の仕掛けと餌で釣れてよかったです。皆さんも機会があれば自分で仕掛けや餌を作ったりして創意工夫するのも楽しいですよ!