仕事中に車を路肩に少し止めていたら、いきなりぶつけられました。逃げられると面倒なので、すぐ駆け寄り呼び止めました。
相手は80代の男性ドライバーで謝ることも警察を呼ぶ事もなく名刺を出してきて、直したらここに請求してとそのままどこかに行きました。仕事中だったのもありその場はそれで済ましましたが、仕事が終わってすぐ相手に連絡を取り交番で交通事故証明書を作成してもらいに行きました。交番に着くとパトロール中で誰もいなく少し相手に話を聞くと、後ろを確認せずにバックしたと言っていました。また割と最近同じ感じで電柱にぶつかったことも話していました。時速は20~30キロは出ていたと思われるので人がいたら死んでいたかもしれません。事故証明書作成中、事故の状況を聞かれてましたが相手はどのようにぶつかったか答えられていませんでした。仕舞にはカメラをいきなり出して警察官を撮影しだしたり意味不明なことをして注意されていました。
交番に一緒に行くよう電話した際も、なんで警察に行かなければ行けないのかとなかなか納得してませんでしたが、自動車保険を使用する場合必要になると説得しました。
まあこの流れからしてここからが色々と大変で、後日見積書を出してもらい相手に金額(10万円程)を伝えると高すぎる、納得できないから払わないと言います。見積書も送れと言うのでFAXしましたが相手がFAXの使用方法がわからず紙が出ない状況です。一応、任意保険に入っているか確認しましたが保険証は見当たらない、わからないと言います。もう仕方ないので相手の家まで行ってFAXの説明書を読んで見積書を出し、保険証を一緒に探しました。相手は探すのに飽きたのかテレビの相撲を見はじめ新聞に勝った方の力士にマーカーで印を付け出します。この段階でもうこの人には責任能力がないと判断し、出かけていると言う奥さんの帰りを待つことにしました。
奥さんが帰宅し状況を説明すると、任意保険証はなんとか見つかり最終的には奥さんと話をつけ保険で直すことになりました。今後のために自動車免許をそろそろ返した方が良いんじゃないでしょうかと伝えておきました。ちなみに奥さんの方は謝ってくれてましたが、ぶつけた本人は納得はしておらず、一度も謝らず反省もしてないようです。
北海道の高齢者ドライバーは、自動車免許を返す決断をするのはなかなか難しいですが、少しでも自信がなくなったらまず身近な人に相談してみるのが良いと思います。人を殺してからでは遅いです。相手家族は一生納得できません。今回の人も最近頭がちょっとおかしいときがあると自分で言っていました。これは本人が出しているサインなのかもしれません。(アルツハイマー型認知症など)周りが気づいてあげることも大切だと思います。
皆さんも小さくても事故にあったらまず警察に連絡して、交通事故証明書を作成してもらいましょう。これをやらないと相手が違う証言をしだすと色々面倒になります。当て逃げは番号や色を覚えましょう。強めにぶつけられた時はちゃんと救急車に乗りましょう。
こんな感じでしばらくは釣りには行けないですが、皆さんは安全に楽しく釣りを満喫して下さい。それでは!!